
定番の朝食は、マグカップ味噌汁+ゆで卵 れらです。
朝、目覚めたばかりの体が「甘いものを食べたい」と感じること、ありませんか?
それは意志の弱さではなく、体がエネルギーを求めている自然なサイン。
けれど、ここにちょっとした工夫 朝にたんぱく質を摂ること で、その欲求がやさしく落ち着くことがあります。
なぜ朝に甘いものを欲しがるの?
睡眠中は食事を摂らないため、朝は血糖値が低くなっています。
体はすぐにエネルギーを補給しようと、糖分を求めがち。
さらに朝方に分泌されるホルモン「コルチゾール」は血糖値を上げる働きがあり、これも甘いものへの欲求を後押しします。
ここでたんぱく質を摂ると、体と心のバランスが整いはじめるのです。
たんぱく質がもたらす3つのやさしい変化
1.血糖値の安定
たんぱく質は消化に時間がかかるため、血糖値が急上昇・急降下しにくく、甘いものを欲しがる「ジェットコースター状態」を防ぎます。
- セロトニンの材料になる
たんぱく質に含まれる「トリプトファン」は、幸せホルモン・セロトニンの材料。朝に摂ることで、気分が安定し「甘いもので気分を上げたい」という衝動が減ります。 - 満足感と集中力の持続
たんぱく質は腹持ちがよく、脳の働きも安定。結果として「甘いものでエネルギー補給したい」という気持ちが起きにくくなります。
朝のたんぱく質習慣
- ヨーグルト+ナッツ+季節の果物
- 鯖缶+豆腐+玄米おにぎり
ゆで卵+味噌汁+ごはん(納豆があるとさらに◎)
どれも、忙しい朝でも手軽に準備できるものばかり。
冷蔵庫にあるもので、無理なく続けられることが大切です。