家の外に作業場が欲しい!
2年程前からほそぼほそと
金継ぎのご依頼を受けるようになりました。
自宅リビングで作業していますが
ご依頼が増え
専用の作業部屋もないため
日常生活に影響が出てくるようになりました。
作業をするたびに出して片づけて
乾かすために2階へ運んだり
子どもの友人が遊びに来た際は
誤って触らないようにやきもきしたり
作業中に近くでこどもが騒ぎ出した時は
静かにしてほしいとお願いしたり。
道具も置けて
静かに集中して作業ができる作業場がほしい!
そろそろ外に借りてもいいのでは?
(ただし、家賃を安く抑えたい)
と思っていたタイミングで
近所にシェアショップがオープンし
募集が始まりました。
古民家をリノベーションしたシェアショップで
内装は各借主が負担します。
その代わり、2年間家賃は半額。
(市が補助してくれます)
3年後に家賃が元通りになっても
相場と比べてかなり安い!
見学へ
さっそく見学へ行きました。
希望する部屋の前には広めの共有テラスがあり
日当たりよし!
共有だけど部屋と隣接しているので
まるで自分のスペースのようです(笑)
道具などを置いて作業をするには
申し分ない広さ
すぐさま応募することを決めました。
応募したい、でも迷う
市が補助金を出してくれるので
書類審査があります。
応募動機
事業計画
収支予定
などなど
書類を書き進めるうちに、迷ってきました。
いくら家賃が安いとはいえ
ちゃんと払えるのだろうか
その分の家賃を
もっと他のことに使えるかもしれない
このシェアショップは
街ににぎわいを作ることを目的としているので、
作業場として借りたい自分は違うのではないか。
もっとお店として人を呼べる人が借りたほうが
街にとってよいのではないか。
自分なんかが応募していいの?
という思いが出てきました。
友人たちにも相談し、
・家にいたら、結局ダラダラしてしまう
・とりあえずやってみたらいい
最後には、
自分が応募せずにあの部屋を他の人が使っていたら悔しい!
という自分の気持ちに正直に
応募することにしました。
面接すったもんだ
募集要項には
“書類選考の後、決定者にのみ意思確認の面談”
とありましたので、
全身全霊を込めて応募書類を書き上げました。
ヘロヘロになりながら書類を出しに行くと
“1週間後、全員に面談することになりました!”
私: 話が違う! 先に言ってくれ!
でも、やるしかありません。
以前に市の補助金を受けたことがある友人に聞いて想定問題集を作成し
面談の練習をしていました。
面談予定日の4日前、市役所から電話がかかってきました。
“10分間プレゼンをしてもらい、その後質疑応答です”
私: え、面談じゃないの?
私、この人生でプレゼンしたことないんですけど。
てゆうか4日前に言う?
(注: クレームではありませんよ!)
と思ったのですが、
もうやるしかないので(苦笑)
・プレゼンのほうが自分の言いたいことを伝えられる
・みんな同じ条件なので、ライバルのプレゼンのレベルも高くないだろう
・現時点でのベストを目指そう
と気持ちを切り替えて
友人・家族を前に練習台とし
人前でしゃべる練習をひたすらに行いました。
良かったこと
今はプレゼンが終わり、結果を待っている状況です。
短期間でできる自分なりのベストを尽くしたから
他の人に決まっても悔いはありません。
この感情を味わえただけでも
応募して良かったと思います。
応募していなかったら今頃は
「やっぱり応募したほうがよかったかな・・・・」
なんて悶々としていたことでしょう(笑)
今回の応募を通して
金継ぎとは何か
自分はなぜ金継ぎをやっているのか
を強制的に言語化し
過去も含めて自分を深掘りしたことで
改めて金継ぎへの愛が深まりました💛
この経験は他でも生きるでしょうし、
今回決まらなくてもその場合は、
もっと好条件の場所が表れてくれると信じています☺

