屋号につかっている名前「キンツギスト」。
私自身とても気に入っているのですが、
名前の由来を聞かれることが多いので、
今日はその説明をしたいと思います。
屋号「キンツギスト」とは

屋号を考えている時、
金継ぎをしていることがわかる名前がいいなと思い、
「金継ぎ」を屋号に入れることは決まっていました。
しかし、「金継ぎ屋 ○○」だとしても、
この○○の部分に入る言葉が思いつかない。
苗字? 名前?
職人感が出て、しっくりこない。。。。
そもそも「金継ぎ」の字面やイメージが堅苦しく、
かといって
○○の部分を英語にするのも
わけがわからず。
そんなある日訪れた
1軒のカフェで見かけた本
かきごおりすと!
キンツギスト!
これだー!!!と思い、
採用しました。
私は冷たい食べ物が苦手なので
積極的にかき氷を食べるわけではないのですが、
聞くところによるとかき氷専門のライターさんがいたり、
かき氷専門のインフルエンサーさんも
いたりするみたいです。
そしてこんな本も出ている!
かきごおりすとは造語ですが、
金継ぎバージョンもあっていいんじゃない?!
と、造語案をいただきました。
なぜカタカナなのか?

堅苦しいイメージのある金継ぎに、
ポップでキャッチーなイメージを持たせたかったからです。
私がカタカナ好きというのもあります(笑)
金継ぎには、
「継ぐ」
という漢字が入っているだけあって、
これだけで
伝統文化、、、
師匠に弟子入りして、、、
何年も修行、、、
厳しい世界、、、
限られた人しかできない技術、、、というイメージがありませんか?
身近でない材料を使うので、
ポイントこそ抑える必要はありますが、
全然そんなことはないんです。
思ったより簡単にできます(笑)
だから堅苦しい字面の「金継ぎ」は使わず、
かといってひらがなだと子どもっぽいかなと思い、
カタカナで「キンツギスト」になりました。
大丈夫! 私たちには金継ぎがある!

お気に入りの器が欠けてしまった。危ないので使えない。でも、捨てるに捨てられない。
お気に入りの器を割ってしまうのが怖くて、使わずにしまい込んでいる。
私は、そんな思いをしている人をこの世の中からなくし、
堂々と安心してお気に入りの器を使って欲しいのです。
その為にポイントは抑えつつ、
できるだけ簡単な金継ぎのやり方を
これからお伝えしていきます。