
ブログで金継ぎのことを伝えるには、実際に作業を
しないといけないことに気づきました。れらです。
20分でサクッと金継ぎしようとしたら失敗しちゃった、前回の話はこちら↓
(失敗談)20分で、サクッと金継ぎやってみた | 風が通る暮らし
今日はその続きというか、やり直したお話です。
前回の失敗をふまえ、1時間の作業時間を確保してスタート!
(心の余裕、大事!)
欠けを埋める
①まずは、棒やすりで欠けた部分に傷をつけます。
表面積を広くして、欠けた部分と接着剤のかみ合わせをよくするためです。
(やった方が接着剤のかみ合わせはよくなりますが、棒やすりがなければやらなくてもよいです。)

②次に、接着剤のA剤とB剤を混ぜます(灰色になるまで)
厚紙の上でつまようじを使うと便利。
混ぜ始めたら接着剤の硬化が始まるので、手早く行います。

③欠けた部分を、接着剤で埋めます。
盛りすぎた分は、あとで紙やすり(耐水ペーパー)で削ります。
削る分が多いと大変なので、盛りすぎないように。
かといって少なすぎても2度手間です。

④接着剤が固まってつまようじが取れたら、はみ出た接着剤を削り始める目安です。
接着剤を混ぜたものをテストピースに使ってください。
(接着剤ごとに硬化時間の記載あるので、それも参考に)
今回は欠けた部分が小さくて取れやすいので、硬化時間を長めに取りました。

紙やすり(耐水ペーパー)で削る
⑤400番→1000番 の順に2種類の紙やすり(耐水ペーパー)で削っていきます。
削り始めは、耐水ペーパーと削る部分の接着剤の両方に水をつけてから削り始めてください。
⑤元の器の形を想像しながら削ります。
どの程度削るかは、各人のお好みでどうぞ。
ぽってりと盛り上がらせて、直しを強調するもよし。
限りなく元の形を再現するもよしです。

ここまでを一気にできたら、ここから先の作業は別の日でも大丈夫です。
簡単金継ぎに使用する接着剤は、硬化を開始してから24時間かけてだんだんと固まっていきます。
24時間後にMAX硬くなり、そこから先はずっとMAX硬いのが維持されるので、
その時に削り始めると、硬くて大変。。。
なので、 欠けを埋める+はみ出た分を削る は同日にセットで行ってくださいね♪