合成の漆や接着剤を除去して、本漆を使った本格的な金継ぎでやり直したい!

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先日、
かんたんな金継ぎで(新うるし・接着剤)
というご依頼で預かったコップ。

直した後に乾燥を待っていると、
「やっぱり本物の漆を使って直して~」
という連絡がありました。

そんな時の私の心の中は、

「え~、もうやっちゃったよ~」
ではなく(笑)、

「よくぞ漆で直したいと言ってくれた!」
です!

新うるし・接着剤を使った金継ぎと比べて、
本物の漆を使った金継ぎは、お金も時間もかかります。

けれどその価値はあると思いますし、
直してもらった器もなんだか嬉しそうなのです。

器の原材料となる陶石・陶土と
漆の原料である漆の木は、
元々自然界に存在していたもの同士。

そこに化学的な新うるし・接着剤が入るよりも
自然なもの同士が合わさる方が
これまた自然なのです。

ってことで、さっそく
新うるし・接着剤を除去していきましょう!

今回はこれを除去していきます!
煮る

新うるし・接着剤の除去、
基本的には「煮る」です。

熱で柔らかくなるので
それをカッターなどで
ガリガリとやっていきます。

お鍋に水と器を入れて火をつけて
沸騰直前くらいで30~60分程
煮ていきます。

沸騰すると器が鍋の中でガタガタ振動して
器や鍋を傷つけてしまうことがあるので、
気になる方は器を布でくるんでから
鍋に入れるとよいでしょう。

今回私は面倒くさくてやりませんでした(笑)
お湯の温度が高くなりすぎないように気を付けました。

途中で様子を見る

30分経ちましたので、様子を見ていきましょう。

お箸などで器を引き上げます。

器が熱くなっているので、ヤケドに注意!
器をさわる時は、軍手や厚手のふきんの上から持つようにしてください。

カッターなどでガリガリしてみます。

欠けを埋めたところはまだ硬くて、
表面の金色だけ剥がすことができました。

30分では足りなかったので、
再度鍋で似ていきます。

10分経ったので、また様子を見ていきましょう。

今度は少し削ることができました。

しかし欠けを埋めた接着剤を、まだ完全には除去できていません。

再度煮る!削る!を繰り返し、、、、、

完全に除去することができました!

これで本物の漆を使った金継ぎをすることができます。
イエーイ♪

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